空調タイムス掲載記事

有限会社神奈川空調工業 代表取締役の記事が「空調タイムス」2010年2月16日号に掲載されました


冷媒管洗浄装置が、「ビジネス可能性を評価」を認定されました

 神奈川県下を中心に空調設備工事業を営む独立系工事会社の神奈川空調工業(社長=袖山英明氏、本社・横浜市戸塚区吉田町598)は、永年、同社で試行を繰り返してきた『冷媒管洗浄機レフ・オール・ワッシャー』がこの度平成21年度のビジネス可能性評価委員会で高い事業性があると評価された。

  神奈川県では、県内の中小企業が開発した技術や製品の事業化・商品化を促進することを目的に、その事業計画を技術と経営の両面から評価し、世界に発信する神奈川の先端技術としてふさわしい優れた事業計画を「かながわスタンダード」として認定し、重点的に様々な支援を行っている。その対象は県内中小企業が開発した工業技術のうち、事業化、商品化に着手しているもの(製品化したもの、特許を取得したものなど)で、事業化により今後3年以内におおむね年間5億円以上(製品の場合)の売り上げが見込めるものが対象となる。これにより、今後2年間に渡り、神奈川県振興センターがコンサルタントに付き、同社の事業助成を行っていくが、すでに第1回目が実施された。

 袖山英明社長は「空調改修工事のトレンドが洗浄レスで既設配管流用に傾くなかで、当社は一貫して配管内の洗浄の必要性を説いてきた。洗浄における市場規模はパッケージエアコンのストックを考えればおよそ1兆円規模とも推定され今回、ビジネス可能性評価委員会で高い事業性があると評価されたことで全国へ洗浄事業を呼びかけていく」という。

 神奈川空調工業の冷媒管洗浄機レフ・オール・ワッシャーは既設冷媒管の洗浄機で、100%の相溶性、環境負荷が最小の溶剤を用いて一方向及び相互方向から通過させ既設冷媒管内の残油、オイル分解生成物、黒色粉体、赤色粉体、ゴミ等を完全に除去するもので、これを実際に目視したら洗浄抜きでは更新は考えらえない。少量のオイルを大量のメチクロで溶解回収したのち、さらに極少量のメチクロを加熱および真空ポンプで気体回収を行い、冷却凝縮して液化回収するというコンセプトに基づき、伸銅品メーカーの出荷時の清浄度品質に戻すシステム。

 いずれの複雑な曲管・分岐管・ヘッダー・サイズへも対応する。配管からの冷媒ガスの回収後、100%の相溶性を持つ溶剤(メチクロ)を介しポンプによって回収タンクへ入れ、この際飛沫及びガス化したものをタンク内に設けた活性炭により吸着する。仮に吸着量が一杯になっが際は、ファンで空気を入れながら1次真空ポンプを経由し、コンデンサを通じガス化したものを再び回収タンクへ封じ込める仕組み。特に夏場については温度が上昇しているため、さほどの影響はないが、冬場についてはメチクロの液温度を上昇させるための、冷媒管を温める必要がある。窒素ガスによって110度C程度まで暖めパージし押し込む方法をとる。これにより管内の温度が一定化し気化しやすくなる。そのうえ最終的には塩化物を完全に追い出し、液体として回収する完全クローズドシステム。この時の活性炭とメチクロ蒸気とのVOCは横浜国立大学化工部、中村研究室に委託し、結果はほぼまとまった。同大より今後論文として発表される。

 簡略化すればガス回収→洗浄→N2パージ→真空乾燥→N2封入→洗浄終了→冷媒再生→蒸留式溶剤再生といった流れとなる。今回開催されるHVAC&R2010へは2回目の出展となるが、さらに洗浄の必要性とビジネスとしての将来性について来場者に訴えかけていく。(以下略)

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