HVAC&R JAPAN2014出展のご報告

HVAC&R JAPAN 2014(ヒーバックアンドアールジャパン)は、2008年以降毎回出展しておりますが、2014年も出展いたしました。今回も多数の方々にお立ち寄りいただきまして、ありがとうございました。
 

レフ・オール・ワッシャーの詳しい説明をいたします。

当社では、過去に外機勘定で300回路以上施工をいたしましたが、思いもかけない事が色々出てきました。それぞれについて徐々にわかってきたので発表いたします。

学術的な論文は割愛しますが、ここでは解り易く説明いたします。

洗浄過程の回収液より次の物質・現象が発見されました

赤い粉、黒い粉、水分、ゴミ、蟻酸の検出

これらは一体何時、何処から、何故、どのようにできたのでしょう。

  1. 赤い粉…銅酸化被膜の水素還元物質
  2. 黒い粉…洗浄機の活性炭素粒の崩れ粉、洗浄時の銅管溶液の酸化被膜
  3. 水分…オイルの熱分解による水素と銅酸化物還元酸素との反応物
  4. ゴミ…当初施工時の配管内のほこり、圧縮機摩耗鉄分
  5. 蟻酸…ナフテン系冷凍機油が熱分解されてできた水素とカルボキシル基との反応生成物 >>これが一番の厄介者

解説

赤い粉

当社では水殺菌器「ゆ〜♪とろん」の実験をしたとき、両極に同質の銅板を用いたが、正極は黒変し、負極は赤変した。

化学式

図1最初は右図のようにし、次に電極を反対にすると黒変していた銅板が赤変した。簡単にできるので実験してみてほしい。

2価銅が1価銅に還元された。水の変化は難解のため省略する。水素はオイルが分解した時に生成したもので、蟻酸の項で説明する。

黒い粉

既設冷媒管に12.7mmの銅管を溶接してフレアー加工したその時の酸化被膜か、洗浄機に活性炭を配備している回収タンクの上に連接しているその時のこすれ粉か

水分

オイルの分解水素と銅酸化被膜が還元されて離れた酸素との反応物

化学式

ゴミ

もろもろのゴミの混入物

蟻酸

ナフテン酸…石油中に含まれるカルボン酸でナフテン基に多く存在するシクロペンタン環またはシクロヘキサン環またはシクロヘキサン環のメチレン側鎖の末端にカルボキシル基が存在する

蟻酸の生成 (岩波 理化学辞典第三版増補版)

蟻酸の生成式

あとがき

写真以上の実験をオートクレープ(圧力釜)内で行い、実際の数値を定量してみたい。

写真の配管内部の色は、清浄化した色と思っていたが、どうやら水素還元銅の色であった。ポンプダウンだけでも同じ色である。

 

 

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